中1でつまずいたまま中2に上がると、どうなる?

中学生の勉強のはなし

「中1の英語、正直よく分からないまま終わってしまったかも…」
そんな状態で中2に進む子は、実は少なくありません。

中1の英語は、テストも比較的取りやすく、
なんとなく暗記で乗り切れてしまうことも多いからです。
でもその“なんとなく”が、中2になると一気に通用しなくなります

中2英語は「中1の上に積み重なる」

中2の英語は、新しい内容が増えるだけではありません。
中1で習ったことを「使える前提」で話が進みます。

たとえば、

  • be動詞と一般動詞の区別
  • 疑問文・否定文の作り方
  • 三人称単数(3単現)

これらがあいまいなままだと、中2で出てくる

  • 時制(過去・未来)
  • 不定詞・動名詞
  • 比較

といった単元が、どこから分からないのか分からない状態になります。

「新しいところが難しい」のではなく、
「土台がグラグラなまま積み上げている」感覚です。

「授業を聞いても分からない」が始まる

中1でつまずいたまま中2に上がると、
まず起こりやすいのがこの状態です。

  • 先生の説明が頭に入らない
  • 黒板を書き写して終わる
  • 家に帰っても何を復習すればいいか分からない

英語は一つ分からないと、次の文も読めません。
そのため、授業についていけない → 苦手意識が強くなるという悪循環に入りやすくなります。

テスト勉強が「作業」になる

中2になると、英語のテストは

  • 初見の長文
  • 文法を使い分ける問題
  • 英作文

が一気に増えます。

中1内容が定着していないと、
「理解して解く」ではなく
答えを丸暗記する作業になりがちです。

その結果、

  • ワークは埋めたのに点が取れない
  • 同じミスを何度もする
  • 勉強しているのに成績が上がらない

という状態に陥ります。

英語が「一番苦手な教科」になりやすい理由

中2で英語が苦手になる子は、とても多いです。
その原因の多くは、中1のつまずきを放置したまま進んでしまうこと。

一度「分からない」「どうせ無理」という気持ちが生まれると、
英語に向き合うこと自体がつらくなってしまいます。

でもこれは、能力の問題ではありません。
やり直すタイミングと方法を逃してしまっただけ、というケースがほとんどです。

中2に上がる前・上がった直後がラストチャンス

もし今、

  • 中1英語があやふや
  • テストでなんとなく点を取っていた
  • 英語に自信がない

と感じているなら、
中2の最初が立て直しの最大のチャンスです。

  • be動詞と一般動詞の整理
  • 疑問文・否定文の型
  • 三単現の見分け方

ここを一度きちんとやり直すだけで、
中2英語の見え方は大きく変わります。

「わかる」と「できる」を一致させることが大切

英語は、説明を聞いて「なるほど」と思うだけでは不十分です。
実際に、

  • 自分で文を作れるか
  • なぜその形になるか説明できるか

ここまでできて、初めて「できる」状態です。

もし家庭でのフォローが難しい場合は、
今の理解度に戻って教えてもらえる環境を使うのも一つの選択。

中2でつまずく前に、立ち止まる勇気も大切です。

まだ間に合う。英語は積み直せる教科

中1でつまずいたからといって、
英語がずっと苦手なままになるわけではありません。

むしろ、

  • どこでつまずいたか
  • 何が分かっていないか

を整理できれば、英語は一気に伸びやすい教科です。

中2は「差がつき始める学年」。
だからこそ、今の不安に目を向けることが、
この先の大きな差を防ぐことにつながります。

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