中1の英語は、「簡単そうに見えるけれど、実はこの1年で英語の土台がすべて決まる」時期です。
アルファベットから始まり、be動詞、一般動詞、疑問文、否定文。
一つひとつは難しくなくても、ここでのつまずきが中2・中3までずっと影響するのが英語の怖いところです。
3学期の今は、次の学年に進む前に立ち止まって復習できる、実はとても貴重なタイミング。
ここでは「これだけは押さえておきたい」ポイントを整理します。
① be動詞と一般動詞の違い
中1英語で最初につまずきやすいのが、
be動詞(am / is / are)と一般動詞の違いです。
- I am a student.
- I play soccer.
この2文は形がまったく違いますが、意味はどちらも「〜です」「〜する」。
ここを感覚で覚えてしまうと、疑問文・否定文で一気に混乱します。
3学期までに確認したいのは、
- be動詞の文は、動詞が be 動詞だけ
- 一般動詞の文には be 動詞は入らない
- 疑問文・否定文の作り方がそれぞれ違う
という型の違いです。
英語はセンスではなく、「文のルール」を知っているかどうかで決まります。
② 三人称単数(3単現)の考え方
3学期に入り、英語が急に難しくなったと感じる原因の一つが、
**三人称単数(3単現)**です。
- I like music.
- He likes music.
たった「s」がつくだけなのに、
「なんで?」「いつつくの?」と混乱する子が一気に増えます。
ここで大切なのは、丸暗記ではなく、
- 主語が「だれ」なのか
- I / You 以外の一人(He / She / It)が来たら形が変わる
という見分け方を身につけること。
3学期のうちに、「なんとなく」ではなく
自分で説明できるレベルまで整理しておきたいポイントです。
③ 疑問文・否定文の型
英語が苦手になる子の多くは、
「文は読めるけど、自分で作れない」という壁にぶつかります。
その原因は、疑問文・否定文の型があいまいなまま進んでしまうこと。
- Do you play soccer?
- You do not play soccer.
このように、
- 一般動詞の文では do / does を使う
- be動詞の文では be動詞を前に出す
というルールの違いを、3学期で一度整理しておくことが重要です。
「わかる」と「できる」は違います。
声に出して文を作れるかどうか、ここで確認しておきましょう。
④ 前置詞(in / on / at など)
英語が「なんとなく分からない」と感じる原因になりやすいのが前置詞です。
- in the box
- on the desk
- at school
日本語に訳すと全部「〜に」なので、感覚で覚えてしまいがちですが、
英語ではイメージがはっきり分かれています。
3学期では、
- in:中に入っている
- on:接している
- at:点として考える
といった基本イメージを押さえるだけでも、英語が一気に読みやすくなります。
⑤ 英単語は「覚え直し」でOK
中1の英単語は、すでに一度は習っています。
でも、「見たら分かるけど、書けない」「意味があやふや」という子はとても多いです。
3学期は、新しい単語を増やすよりも、
- 何度も出てくる単語
- 教科書で使われている基本語
を覚え直すことが大切。
「全部覚えなきゃ」と思う必要はありません。
使える単語を確実に増やすことが、次の学年につながります。
3学期の復習が、次の1年を決める
中1英語は、ここで立て直せばまだ十分に間に合います。
逆に、「なんとなく分からないまま」中2に進むと、英語は一気に苦手科目になりがちです。
- 自分で文を作れるか
- ルールを説明できるか
- 間違えた理由が分かるか
この3つを意識して、3学期の復習に取り組んでみてください。
もし「家ではどう復習したらいいかわからない」「説明してもらった方が早い」と感じたら、
体験授業や資料請求で外の力を借りるのも一つの選択です。
英語は、やり方が合えば必ず伸びる教科。
3学期は、そのきっかけをつかむチャンスです。


