「練習問題を何回も解いているのに、テストになるとできない」 そんな経験はありませんか?
その原因のひとつとして考えられているのが、勉強のやり方が単調になっていることです。 そこで注目されているのが、インターリーブ学習という学習法です。
インターリーブ学習とは、 似ている内容や複数の分野を交互に学習する方法のことです。
たとえば、
- 数学の計算問題だけを30分やる ではなく、
- 計算 → 文章題 → 図形 → 計算
というように、内容を切り替えながら学習します。
なぜインターリーブ学習が効果的なのか
一見すると、 「同じことをまとめてやった方が効率がいいのでは?」 と思いますよね。
しかし、同じ種類の問題を続けて解くと、
- 解き方を覚えた“気”になる
- 本当に理解していなくても解けてしまう
という状態になりがちです。つまり問題を暗記してしまっているんです!
(これはこれですごいことなのですが、テストに対しては全く対応できません)

問題集では、単元ごとに問題が区切られていますよね。
例えばそのページに比較級というタイトルがついていれば、「~er」「~est」を使うんだな、と想像がついてしまいますね。
私はまさにそのタイプでした。
受験問題に、単元のタイトルはついていますか?
そんな親切についてないんです!
この問題は比較級、こっちは不定詞とは教えてくれないので、
自分で判断する力が必要ですね。
インターリーブ学習では、 問題の種類が変わるたびに 「これはどの解き方を使うんだっけ?」 と考える必要があります。これが本当に重要!!
この「考えきる時間」が、 本当の理解につながるんです✨
中学生の勉強でよくある失敗
中学生の勉強で多いのが、
- 英単語をひたすら書く
- 同じ計算問題を何ページも解く
- ワークを1教科ずつ終わらせる
というやり方。
もちろん、これらが全て悪いわけではありません。
ただ、「できるようになったつもり」で終わってしまう危険があります。
インターリーブ学習は、この”つもり勉強”を防ぐ狙いがあります!
教科別|インターリーブ学習のやり方
数学
- 正負の数 → 文字式 → 方程式
- 計算問題 → 文章題 → 図形
を交互に解いてみましょう。
「次はどの解き方?」と考えることで、 テスト本番に近い練習になります。
英語
- 単語 → 短い文 → 文法確認
- be動詞 → 一般動詞 → 疑問文
を混ぜるのがおすすめです。
英語は特に、 同じ形ばかり練習すると パターン暗記になりやすいため、 インターリーブ学習と相性が良い教科です。
理科・社会
- 用語暗記 → 簡単な問題
- 単元A → 単元B → 単元A
というように、 少し前に学んだ内容をはさむと、 記憶の定着がよくなります。
インターリーブ学習の注意点
インターリーブ学習にも、 気をつけたいポイントがあります。
それは、 最初は「できない」と感じやすいことです。
考え方のルートが変わるので、できないと感じるのは当然です!
ミスが増える、時間がかかると感じることも。
でもこれは、「理解が浅かった部分が見えてきた」 というサインでもあります。

なぜこの問題にはこの解き方を使うのか?を自分で考えるので、応用できるようになります!
最初から完璧を目指さず、 「考える時間が増えているか」を目安にしましょう。
他の勉強法との組み合わせ
インターリーブ学習は、 他の勉強法と組み合わせることで効果が高まります。
- マイクロラーニング:勉強量を小さくする
- ポモドーロテクニック:時間を区切る
たとえば、
- 15分ずつ内容を切り替える
- 1ポモドーロの中で2種類の問題を扱う
といった使い方もおすすめです。
インターリーブ学習は「テスト向き」の勉強法
テストでは、
- 問題の種類がランダムに出る
- 解き方を自分で判断する
必要があります。
インターリーブ学習は、 このテスト本番の状況に近い形で練習できる勉強法です。
「勉強しているのに成績が上がらない」 と感じている中学生ほど、 ぜひ一度試してみてほしい方法です。
まずは1日10〜15分。 内容を少し混ぜるだけでも、 勉強の質は確実に変わっていきます。




