「5,000万円の家なんて、本当に手が届くの?」
そう思っていた私たちが、実際に5,000万円の中古マンションを購入することに決めるまでのお話です。
理想を実現しながら、家計に無理のない資金計画を立てたことで、今も安心して暮らしています。
今回は、わが家の実際の費用感や購入に至るまでに考えたことを正直にお話しします。
1.「5,000万円」の物件にかかった初期費用
- 【物件価格】:5,000万円(中古築8年・駅徒歩10分以内・70㎡台)
- 【頭金】:500万円(手元に残す貯金を考慮)
- 【諸費用】:約200万円(登記・火災保険・ローン手数料など)
- 【合計初期費用】:約700万円
※家具・家電は買い替えていません。
2.住宅ローンと月々の支払い
- 【借入額】:4,500万円
- 【返済期間】:35年
- 【金利】:変動 0.5%
- 【月々の返済】:約120,000円
- 【管理費+修繕積立金】:約20,000円
- 【固定資産税(年)】:約16万円
→ 月の住居関連費用は合計で約140,000円前後
夫婦の合算収入と支出のバランスを見ながら、将来の教育費や老後も見越した上で「これなら続けられる」と判断しました。
3.なぜ5,000万円を選んだのか?
3,000万円台の中古物件や4,000万円前後の新築も見ました。
でも…
- 駅近・生活環境の良さ(子育てしやすいエリア)
- 間取り(2.5LDK+収納充実)
- 築浅の安心感
- 資産価値の下がりにくさ
物件を購入した時、実は夫は大学院生でした。夫の職業は将来地方に行く可能性があるので、「売れる物件」が欲しかったのです。不動産屋さんにはその条件を伝え、売れるかどうかの価値を大きく変えるのは駅からの距離と教えてもらいました。
駅近はやはり価格が高い物件ばかりでしたが、車にも乗るので駐車場完備なところ、目の前にスーパーや薬局などが入る商業ビルがあること、セキュリティー面がしっかりしていることが決め手となりました。
4.高額でも無理しない暮らし方の工夫
「家にお金をかける分、日常の生活費を徹底して見直さなければ!」
この家を選んだことで、家計全体を見直すきっかけにもなりました。
- 教育費と老後資金のシミュレーション
- 家計簿アプリで毎月のバランス確認
- ボーナスは原則使わず貯蓄へ
- 保険や通信費など固定費の最適化
購入後も「家の維持にかかるお金」をしっかり見越して計画的に暮らしています。
5.まとめ|5,000万円は贅沢?現実的?
5,000万円という価格は、たしかに高額です。
でも、条件とエリアを絞った結果、「ここなら安心して快適に暮らせる」と思える物件に出会えました。
金額だけでなく、その家でどんな暮らしをしたいか、何を大事にするかを夫婦でたくさん話し合ったことが、購入の満足感につながっています。
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